安全運転管理ふくおか 2018年 新春号
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ダイヤモンド機工株式会社安全委員会で決まった対策を徹底して行う安全運転に対しての意識レベルを上げる新入社員の安全運転教育意識レベルを高め、危険の芽をすばやく感知する力を身につけるダイヤモンド機工株式会社は昭和45年に創業し、九州全域を活動拠点としてコンクリート構造物(橋、高速道路、ダム、発電所等)の切断・穿孔・調査を行っています。当社では常に高い安全意識を持ち、しっかりとした安全管理・工程管理を行うことにより、発注元との信頼関係を築いています。当社では、構内で発生した軽微な事故もしっかり報告させて、掲示板に事故件数を掲示しています。そして、こうした事故は月1回行われている安全委員会で議題となります。最近では、構内でバックした際に接触した事例について検討され、バックの際は必ず同乗者が誘導することや、指示が聞こえるように窓を開けることを周知・徹底することを確認しました。 当社の従業員の多くがマイカーで通勤しています。そこで、毎月、従業員全員の運転免許証の有効期限を確認しています。そして、有効期限が近づいた際には声かけをして、新しい運転免許証を提出させています。 また、任意保険の契約内容についても対人・対物無制限の契約に加入することを義務づけています。 車両管理については、毎月1回一斉点検を行いますが、強化月間である12月と1月は月2回の点検を実施しています。車両毎に管理責任者が決まっており、車内の整理整頓や、清掃を徹底することで社有車を大切に使おうという意識が生まれ、安全運転にも結びついています。また、朝礼では季節に応じた交通安全テーマ(車間距離の確認や夏休み中の子供の飛出し等)を取り上げて注意を促しています。こうした取組みによって安全運転管理者からの指示を受け身ではなく、自ら責任を持って点検・清掃したり、言葉に出すことによって、意識レベルを高めることができています。新入社員は入社後、保険会社主催の安全運転講習を受講しています。講習では、社有車を運転することは会社の看板を背負っていることだと認        4 事業所の概要従業員数…70名 車両台数…55台総務部係長の笹渕明さん安管事業所訪問

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