安全運転管理ふくおか 2018年 新春号
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交通事故防止コンクールに参加事故を防ぐには危険の芽を感知する力が必要識させ、事故を起こした場合は自分だけではなく、会社の社会的信用を失うというリスクを抱えることだと教育しています。ほかにも、シミュレーターを活用した安全運転講習や運転適性検査も実施しています。また、新入社員は入社から半年間は運転させません。まずは先輩の運転に同行し、車両感覚を養い、安全確認の方法や工事車両運転時の諸注意等を学びます。半年以上経ち、ある程度慣れてくれば先輩が同乗する横で運転させ、安全運転ができているかチェックします。そして、最終的に単独での運転が許可されます。 当社では数年前から福岡県安全運転管理協議会交通事故防止コンクールに参加しています。交通事故防止コンクール期間中は、のぼりやポスターなどの掲示物を掲出し、従業員の交通安全意識を高めています。 事故や違反を起こすと連帯責任となることや、マイカーであっても報告の対象となるため、期間中はとくに全員が高い安全意識を持って取り組んでいます。 そうした取組みもあり、平成27年、平成28年は優良事業所として表彰されました。業務で車を運転する場合、現場までの距離や通る道は毎回違います。事故を防ぐには、慣れていない場所では、どこに危険の芽があるかすばやく感知する力を身につけることが重要です。そうした危険の芽を発見するためには常に高い意識レベルを持続することが必要となるため、日頃からそうした訓練を繰り返し、安全運転に徹していきたいと思います。  5   安全委員会では事故を未然に防ぐための対策が話し合われる灯火類が点灯するか点検する様子第35回交通事故防止コンクールでは優良事業所として表彰された

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